子宮体癌検査で出血が止まらない時とは?

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ここでは、「子宮体癌検査で出血が止まらない時」
についてお話します。

 

子宮体癌の検査には痛みや
出血が伴うものもあります。

 

しかし、すぐに痛みも出血も
収まるなら良いけど、いつまでも
出血が止まらなかったら不安ですよね。

 

そこで、今回は子宮体癌の検査で
出血が止まらないとき
についてまとめました。

 

子宮体癌で出血を伴う検査

 

子宮体癌の検査には細胞診などの
病理検査と内診や画像検査があります。

 

検査を受ける方が痛みや出血を
感じるのは病理検査になります。

 

病理検査には細胞診と組織診があり、
それらと合わせて子宮鏡検査を
行うことが多いです。

 

細胞診では子宮内膜の
細胞の一部を採取します。

 

器具自体はプラスチックで軟らかいので
そこまで痛くはありませんが、

 

子宮口が開きづらい方や子宮頸部が
狭い方などは痛みを伴うことがあります。

 

出血も少量出ることもあります。

 

この検査で異常があった場合は
組織診を行います。

 

組織診は子宮内膜の4カ所を
こすって細胞を取ります。

 

広範囲に渡るため、細胞診と比べて
痛みや出血が強い場合がありますが、
それも個人差があります。

 

これらと一緒に子宮鏡検査を行います。

 

子宮鏡検査は子宮内に器具を入れる時に
カメラを挿入し直接子宮内を観察します。

 

子宮鏡検査は特に痛みや出血はありません。

 

内診や画像検査には、CTやMRI、
エコー検査などがありますが、
痛みも出血もありません。

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検査後の出血について

 

これら病理検査では子宮内膜の細胞を
採取するため出血することがあります。

 

しかし、ごく少量でありだいたい
4,5日程度で出血が収まることが

 

多いですが、長い人だと
1週間程度の方もいます。

 

病院の検査結果で異常が無ければ
出血は問題ありません。

 

検査終了後は、感染予防のため
出血がおさまるまでは入浴は控えてください。

 

しかし、中には出血が止まらなくて
心配している方もいます。

 

出血が止まらない原因としては、
検査終了してすぐに生理が始まった

 

場合やホルモンバランスの
変化などがあげられます。

 

エストロゲンとプロゲステロンという
女性ホルモンが減少すると、
月経が起こる場合があるからです。

 

しかし生理はほとんどの女性は
2週間以内で終わりますので、

 

もし2週間以上出血がある場合は
再度病院で検査をした方がいいです。

 

検査したときの傷が深かったか、
出血しやすい傾向にあるか、
もしかしたら感染している可能性があります。

 

検査結果に異常がなくても、
不安なまま過ごすくらいなら早めに
病院へ受診して安心した方が良いです。

 

このように、子宮体癌の検査には
痛みや出血を伴う検査がありますが、

 

その精度は90%以上であり、
ほぼ確実に異常を発見できます。

 

痛みや出血は個人差があるので、
すべての方が痛かったり大量に
出血するとは限りません。

 

子宮体癌検診は消化器系の検査とは違い、
前日に絶食したり腸内をきれいにするなど
必要な準備はありません。

 

なので比較的簡単に受けることができます。

 

子宮体癌が進行してしまい手遅れになる前に、
一時的な痛みや出血を我慢して検査を
した方が今後のためになります。

 

ぜひ、気になる方は検査を受けてください。

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